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星とか

May 21, 2012

今朝見た!

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今朝見ました。
いろんな天体現象がありますけど、なかなか日本国内にいてお目にかかる機会が無いけっこうレア度の高い現象じゃないかなと思います。日食自体は、そこそこの回数でこの地球上において見る機会はあるかもしれませんが、わざわざ出かけて行かなくても見られるというのは非常にありがたいことです。

なんにせよ、機材を特別そろえたわけではなく、フィルターもなく
ただ、感度を落としたりシャッタースピードを一番速くしたり、F値を最低にしてみただけですので、この程度の写りになってしまいました。次の機会があるならもうちょっとマシな機材でやってみたいでものです

February 18, 2012

はやぶさ2へ向けて!

羽村市の生涯学習センターゆとろぎで行われたはやぶさ2のプロジェクトマネージャ吉川さんの講演を聞いて参りました。
吉川さんのお話を聞くのは、昨年の6月にはやぶさ帰還一周年記念講演会でお話を聞いて以来2度目になります。
はやぶさはその旅の過程においていろんな事があったけど、結果としては地球外の物質を持ち帰り、その分析が可能になったという大きな成果を残しましたけど、その後継機は予算という壁にぶち当たっているのが何ともなのです。

しかし、世は不景気でいろんな産業において、人減らしが進んだり、むしろ技術を持った人が海外へ出て行ってしまうと言う状況下では、予算が付いても大丈夫なのかなと思ったりします。
そうならないように産業界を助けてやって欲しいんですけどね!そうしないと失業者は増えるだろうし、優れた人もいなくなってしまう。そんなんじゃ日本が優れた技術を持ち、素晴らしい製品を作っていたのは、過去のことでしたって事になってしまい、はやぶさの偉業も昔のことになってしまうんじゃないでしょうか?

吉川さんはいろんな夢を語ってくださいましたけど、そんな産業界の事を考えたら暗い気分になってしまいましたよ。


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展示されていたはやぶさの模型!

October 11, 2010

ずいぶんと古い話ですが>この夏はやぶさのカプセルを見に行った

もうずいぶんと前のことになってしまいましたが、
7月31日に帰還したはやぶさのカプセルが公開されると言うことだったので、相模原まで行ってきたですよ。
(ということを書きたくなったんです)

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↑研究所内の実際に試験で使った実物大の模型だそうです。

お昼前についたハズなんですが、実際に見られたのは午後2時頃。本当に多くの人が研究所の周りを囲んで並んでました。6月13日に帰還したばかりで熱気はすごかったですからね。
しかし、見ることができた時間は一分も無かったかな?
それでも約7年の旅を終えて帰ってきたカプセル君の存在感はひときわでした。
人類史上宇宙を長期にわたって航海して帰ってきたものは、自分のつたない記憶の中では、全くなく世界初の偉業ではないかと思います。もちろんパイオニアやヴォイジャーなどずっと旅を続けているものもありますけど、帰ってくることは無いですからね。ずっと旅を続けることもたいしたものですが、行って帰ってくることも大事なことだと思います。

太陽系の秘密を解き明かすための貴重な資料を持ってくるという任務を考えれば、必ず帰ってこなければならないのですから、すごいことです!

最近、中に入っているものが宇宙から持ってきた可能性が高いという報道もありましたが、まだまだ確実なものとは言われてないので、正式な発表を待ちたいと思います。
でも、無事イトカワから採取が成功していて、はやぶさが送り届けた大事な大事な砂粒が、宇宙の秘密が解き明かすきっかけになって欲しいと願ってます。

June 20, 2010

イカロス君

はやぶさが地球に還って一週間。
その後を継ぐものとして、あかつきとイカロスが金星を目指しています。

あかつきは金星の大気などを調べるせいなのか、非常に地味な印象があります。本来探査というのはそういうものであって、はやぶさのように脚光を浴びることなんてそうそうあるものじゃないと思います。

はやぶさに関して、予算を増額すべきだという署名もあるそうですが、それで良いのかなと懐疑的な気持ちあります。人気があったから予算をという動きでは、そのような地味な探査研究などには予算が回されないことになってしまい、結果良いことにはならないと思うからです。宇宙探査など研究費用全体が増額されるのなら大歓迎ではありますが。

さて、金星に向かっているあかつきとイカロスですが、あかつきは金星到着の12月までは特段何もないかなと思いますが、イカロスも実証機、という事もあっていろいろと派手な動きがあります。
世界初のソーラーセイル機と言うことで帆を張ったり、その姿をとらえるために2回カメラを飛ばして、撮影に成功するなど、いろいろ頑張ってます。
その様子はツイッターで随時出ていますので、そちらをチェックした方が良いかも、ですよ。

また、イカロスの顔画像が随時変わっているのでそれをコレクションするのもおもしろい。
コレクションされている方のページ
http://picasaweb.google.com/kokazesazanami/IkaroskunDCM2DCM1QZSS#

現在のアホ政権はこういう広報活動に金をかけるなと言っているようですが、それなりのことをするには金がかかるし、人々が宇宙に興味を持ち、その研究活動へ進む子供たちが出てくるためには、このような活動本当に重要だと思います。JAXAの方々には頑張ってほしいです。


資源も何もない国が世界で一流になるのは科学技術など頭脳で勝負するしかないのに、そういう研究職などへの予算を削るような現政権がまともであるはずはありません。


ツイッター
イカロス君
http://twitter.com/ikaroskun
みちびき
http://twitter.com/QZSS
あかつき
http://twitter.com/Akatsuki_JAXA
等々あります。ぜひフォローして宇宙の様子を聞いてみませんか?

June 07, 2010

日本電気のはやぶさ特設サイト

はやぶさの運用上いろんなメーカーが関わっているそうですが、中でも重要位置を占めていたのがNECだとか。そのNECが運用しているはやぶさ特設サイトです。カウントダウンが泣かせる・・・。


はやぶさ、7年間の旅

また、山梨県立科学館においては、
「HAYABUSA BACK TO THE EARTH」
を7月11日まで上映中。


はやぶさは6月13日大気圏へ再突入します。

June 06, 2010

はやぶさ帰還まであと少し その2

はやぶさ帰還まで、あとすこし! の続きみたいなの

はやぶさ君:人気加速 13日に地球帰還

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小惑星の岩石採取に挑戦し、7年余の旅を続けた宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査機「はやぶさ」が13日、地球へ帰ってくる。インターネットの動画サイトには、はやぶさを取り上げた動画が多数投稿され、JAXAの「はやぶさツイッター」(簡易ブログ)のフォロワー(閲覧者)は2万3000を超えた。愛を込めて「はやぶさ君」と呼ばれる、異例の人気の秘密は--。【西川拓、永山悦子】

 ◇数々の危機克服に共感
 はやぶさは、03年5月に鹿児島県から打ち上げられ、地球と火星の間にある小惑星イトカワを目指した。新型の電気推進エンジンや小惑星での岩石採取、試料の回収など多くの新技術に挑戦した。重要機器の故障や通信途絶、エンジン停止などのトラブルに何度も見舞われたが、そのたびに危機を乗り越え、関係者からは「不死鳥」にも例えられる。そんなはやぶさの姿に、熱い思いを重ねるファンは多い。

 ◇実物大模型、ジャズも
 はやぶさへの愛を実物大(最大幅5.7メートル)の模型に込めたのは、愛知県岡崎市で自動車修理工場を営む肌附(はだつき)裕矢さん(30)。はやぶさが小惑星イトカワに到着した05年ごろから情報を集め始め、昨年11月、エンジン故障のピンチから立ち直ったとのニュースに「はやぶさの頑張りを多くの人に知ってほしい」と模型制作を思い立った。

 仕事柄、旋盤の扱いや溶接、塗装はお手のもの。「インパクトが重要」と実物大にこだわった。エンジンの噴射口はステーキ皿に穴を開けるなど、150点以上の部品を手作り。本体はアルミホイルで覆って金色に塗った。同12月からは休日返上で取り組み、約5万円かけた力作は先月完成。制作過程を「ニコニコ動画」(http://www.nicovideo.jp/watch/sm10757175)に投稿したところ、約1万7000回の視聴があり、「すごすぎる」「涙出てきた」など称賛のコメントが寄せられた。

 このほか、動画サイトには、はやぶさをアニメにした作品などが多数投稿されている。はやぶさの旅をイメージしたジャズの組曲も作曲され、CDの販売までされている。

 ◇キャラでファン拡大
 人気に火を付けたのはJAXA未踏技術研究センターで研究する小野瀬直美さん(38)。小野瀬さんは打ち上げ前の01年、はやぶさを多くの人に知ってもらおうと、研究仲間の奥平恭子さん(37、現・会津大准教授)とキャラクターを描き、手作りの小冊子「はやぶさ君の冒険日誌」を作った。

 それが08年、JAXAのホームページで近況を知らせる「今週のはやぶさ君」に採用され、数々のトラブルを乗り越えたけなげなキャラクターがファン層を広げた。


はやぶさ 13日帰還が確実に

7年ぶりの地球への帰還を目指している日本の小惑星探査機「はやぶさ」は、5日までに大気圏に再突入する軌道に入り、今月13日に地球に帰ってくることが確実になりました。

「はやぶさ」は地球から3億キロ離れた小惑星「イトカワ」に着陸し、砂の採取を試みたあと、度重なるトラブルに見舞われ、地球への帰還が危ぶまれていましたが、予定より3年遅れでの帰還を目指し、飛行を続けています。神奈川県相模原市にある管制室では、はやぶさを地球の大気圏に再突入させるための軌道に入れるため、3日からエンジンの噴射を続けていましたが、5日に作業は無事終わりました。これではやぶさは地球に帰ることが確実となり、管制室では関係者が握手を交わしたり拍手をしたりして喜び合っていました。はやぶさは今月9日に最後の軌道修正をしたあと、13日の午後8時ごろ、地球から7万キロの地点でイトカワの砂が入っている可能性のあるカプセルを切り離し、オーストラリアの砂漠に落下させる計画です。宇宙航空研究開発機構の川口淳一郎プロジェクトマネージャーは、「ここまで来ることができて感無量です。カプセルをぜひ回収してプロジェクトをやり遂げたい」と話しています。

リンク先にNHKのニュース映像有り

「はやぶさ」、6月13日の地球への帰還が確実に - 4回目の軌道修正に成功

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は6月5日、6月13日の地球帰還に向けて宇宙を航行している小惑星探査機「はやぶさ」の第4回目となる軌道補正マヌーバ(Trajectory Correction Maneuver:TCM-3)が無事に、地球再突入時の目標地点であるオーストラリアのウーメラ空軍管理区域(Woomera Prohibited Area:WPA)へと設定することに成功したことを発表した。これにより、はやぶさの地球帰還は確実なものとなった。

TCM-3は6月3日12時00分(日本時間)より開始、イオンエンジン噴射加速を約50時間行い、6月5日14時ころに軌道変更を終了した。「予定では14時前ころに終了する予定だったが、イオンエンジンが最も安定できる推力を計算したところ、若干高めでの実行となった結果、予定より10分ほど早く目標とする加速度に到達。しかも高い精度を達成したことで、確実にWPA内に入れる軌道を確保できた」(JAXA 川口淳一郎プロジェクトマネージャ)とする。


JAXAの川口淳一郎プロジェクトマネージャ
http://journal.mycom.co.jp/photo/news/2010/06/05/009/images/011l.jpg

TCM-3について川口氏は、「それまでの地球に落下しない軌道から、目標点を地球へ、それもオーストラリアのWPA内に入れるという、運用上もっとも重要なもの」と表現。実際にはやぶさがオーストラリアへ入国したのは5日の2時22分(日本時刻)で、仮に次回予定されている軌道調整であるTCM-4を行わなくても、WPA内に再突入できることが確実となった。

ただし、地球再突入の具体的な時間は、予定では同日23時ころとしているが詳細は未定。パラシュートを開く方法としては、(サンプルを搭載した)カプセルが減速を感じてから一定時間が経過すると開く方法、もしくははやぶさ本体(母船)から離れて一定時間を経過すると開くという2つの方法が用意されているが、どちらの方法にするかは、当日ぎりぎりの状態まで見てから判断するという。

WPAには、40数名からなる回収チームが待機。カプセルの回収体制は、カプセルから発せられる電波を地上の複数点から観測する方法、および落下時の発光から位置を推定する光学観測、そしえヘリコプターに搭載した赤外線システムによる熱観測がメインとなっている。

打ち上げから7年を経て、満身創痍ながら地球に帰還することが確定したはやぶさについて、川口氏は、「安堵、ホッとしたの一言につきる。元々はやぶさの大きな目標の1つは宇宙を往復し、地球に戻ってくること。これは、地球に定めた目標地点まで着て、はじめて成功だと思っており、今回の軌道修正ではじめて当初の目的が一度は伸びたものの、完了できてホッとしている」とコメントしてくれたほか、「カプセルの再突入は、これ自体が大きなチャレンジ。回収までできれば夢のようなゴールに到達したこととなる」とした。


JAXA相模原に展示されている原寸大「はやぶさ」の周辺も地球帰還に向けて、色々な情報が掲示されている
http://journal.mycom.co.jp/photo/news/2010/06/05/009/images/012l.jpg
http://journal.mycom.co.jp/photo/news/2010/06/05/009/images/013l.jpg

また、さまざまなトラブルに見舞われながらも、ようやくここまで来たことに対し、「印象に残っていることが4つある。1つ目はイトカワに着陸したとき。惑星探査はその惑星にたどり着かないと意味がない。イトカワまでたどり着けたということだ大きな意味を持つ。2つ目はイトカワへの着陸。そして3つ目が音信不通になった時、そして4つ目がイオンエンジンに異常が生じた時」(同)とも振り返り、「3つ目と4つ目ははやぶさ自身に助けられた。はやぶさには地上から指令を送るが、その指令以上の反応を自らの力で見せてくれたと感じている。通常の指示だけ受ける機械という存在ではなく、例えば通信のロストでは、復帰するための一連の指示がはやぶさに届かなければ復帰できない。そうした意味ではある意味神がかり的な、我々の思うところ以上の対応をはやぶさ自身がしてくれた。確かに我々ははやぶさに手を差し伸べたが、向こうからも積極的に応えてくれた。イオンエンジンの時も、単に回路を変更したという話ではなく、機体自身の電位を下げなければエンジンとして使用できない。理屈では接続を切り替えてエンジンを復活させられるが、実際にそれを行うためには、はやぶさが自ら電位を下げなければいけない。そうしたことも含めると、はやぶさが何かアクションをしてくれるから、こうしたことができている」と感慨深く語ってくれた。

なお、はやぶさに搭載されているカメラは消費電力を抑えるために長い間オフになっている。現状も、カプセルを地球に降下させる体勢では地球の撮影は方向が異なるため無理で、無理に行おうとすれば機器に影響を与える可能性もあるため、使用しないことが決定されている。ただし川口氏は、「カプセル分離後も3時間程度は通信が可能なため、そこでもしかしたら挑戦してみる可能性もある」とし、「もしできることならば、内之浦、九州を撮影できれば、と思っている」とはやぶさの最後に向けた思いも述べてくれた。
http://journal.mycom.co.jp/photo/news/2010/06/05/009/images/014l.jpg

昨日、科学館へやっとはやぶさ映画を見に行くことができました。
ぜひ、帰還前までに見ておいて欲しいなと思います。

June 04, 2010

はやぶさ帰還まで、あとすこし!

産経のこの記事を撮っておきたいので、そっくりコピペ!

【50億キロの旅路 「はやぶさ」帰還へ】(上) 小惑星へ2度の“着陸”

消えない「降下中」

 「降下を開始します」

 平成17年11月19日夜、相模原市の宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙科学研究本部(当時)。管制室に、小惑星探査機「はやぶさ」のチームを率いるプロジェクトマネージャ、川口淳一郎の声が響いた。

 地球から3億キロ離れた小惑星「イトカワ」への着陸と岩石試料採取への挑戦が始まる。地球との交信に往復で30分もかかるため、はやぶさは搭載した機器で自律的に状況を見極め、毎秒数センチの速度でイトカワとの距離を縮めた。管制室の状況はインターネットで全世界に中継された。

 しかし、日付をまたいで着陸が想定される時間を大幅に過ぎても、「降下中」の画面表示が消えない。原因は不明。管制室は静まりかえった。

 「だめだなこれは。何が起きているのかわからない。デルタV(離陸)だ」

 川口が沈黙を破った。この時点で、着陸失敗、岩石採取は未遂と覚悟した。

 データ解析の結果、はやぶさはイトカワの地表で2、3回バウンドした後、約30分間も倒れ込んでいたことが判明。少なくとも着陸には成功したのだ。

 「呼吸はつかめたぞ」

 再挑戦に向けて、チームの意気は上がった。

★「月の石」以来★

 地球以外の天体から、岩石試料の回収に成功したのは、米国のアポロ計画と旧ソ連のルナ計画による「月の石」だけだ。太陽風の粒子や、彗星(すいせい)の塵を持ち帰った例はあるが、はやぶさが着陸・採取・回収に成功すれば、ルナ24号以来34年ぶりの快挙となる。

 はやぶさ計画の始まりは約20年前、宇宙科学研究所(15年にJAXAに統合)で構想が練られた。当時を知るJAXA名誉教授の的川泰宣は「かなりチャレンジングだったが、当時の宇宙研では“行ける所まで行こう”との雰囲気だった」と振り返る。

 イトカワは地球からの距離が月の約800倍、重力は地球の10万分の1以下。往復の航行と着陸には、高度で繊細な技術が要求される。岩石試料の採取は、長さ1メートルの筒を降ろし、金属弾を衝突させて舞い上がった岩石の粉を取り込むというユニークな方法になった。

★成否は帰還後★

 2回目の着陸を試みたのは11月26日。降下は順調、管制室の画面に作業完了を示す「WCT」の文字が緑色に点灯した。

 「やったー」。成功を確信し、笑顔と歓声が管制室に広がった。その喜びもつかの間、金属弾が発射されなかった可能性が高いことが、データ解析で判明した。

 地球へ帰還させるには、3度目に挑む時間の余裕がない。「計画通り」ではなかったが、2度の着陸で収集容器に砂ぼこりが舞い込んだ可能性は残っている。

 「成否は地球で回収するまでわからない」(川口)。帰路についたはやぶさを待ち受けていたのは、さらに厳しい試練だった。(敬称略)

   ◇

 地球まで約700万キロ(5月28日現在)。宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小惑星探査機「はやぶさ」が地球に向かっている。打ち上げから7年、航行距離は50億キロにも及ぶ長い旅路のゴールが近づいた。6月13日の帰還を前に、数々のトラブルを乗り越えてきた関係者の苦闘と希望の道のりを振り返る。(小野晋史)


【50億キロの旅路 「はやぶさ」帰還へ】(中)“不死鳥”あきらめず模索

交信途絶

 「あれっ、切れた…」

 平成17年12月8日、小惑星探査機「はやぶさ」の管制業務を行っていた大島武は思わず声を上げた。

 電波の受信レベルが急に低下し、10秒ほどで途絶えてしまったのだ。

 大手電機メーカー「NEC」のエキスパートエンジニアで、機体の開発にも携わった大島には、すぐに原因が推測できた。「姿勢が変わってアンテナがずれたな」。11月26日に小惑星「イトカワ」へ2回目の着陸をした後、姿勢制御用の化学エンジンから燃料が漏れ、姿勢が乱れていた。

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)のはやぶさチームは、プロジェクトマネージャの川口淳一郎を中心に対策を検討。宇宙空間で迷子になったはやぶさに向け、信号を送り続けることにした。信号が届いたとしても、姿勢を失ったはやぶさと交信できる時間は限られる。断片的な信号でも、はやぶさが理解できるように、複雑なプログラムを組みあげた。

 運用管制チームをまとめるJAXA准教授、西山和孝は「ここまでひどい状況になってもミッションを継続した例は世界でもあまりない。本当にこの続きはあるのかと思った」と当時の心境を明かす。


非常手段

 事態が動いたのは、年を越した18年1月23日。管制室で西山が見つめる画面に、電波の受信を示す波形が現れた。

 「はやぶさに違いない」 管制室は明るさを取り戻した。次にするべきことは、7週間にわたる通信途絶の原因となった姿勢の乱れを立て直すことだ。

 そのために、イオンエンジンで航行するはやぶさの燃料に相当するキセノンガスを噴射した。自動車に例えると、ガソリンを捨てて車体の傾きを修正するようなものだ。非常手段は功を奏したが、19年夏に予定していた帰還は、大幅に延期しなければならなかった。


満身創痍

 予備を含めて4台あったイオンエンジンのうち、1台は打ち上げ直後に故障。姿勢制御用のリアクション・ホイール(はずみ車)も3台中2台が往路で壊れ、交信復旧後の19年4月にも、新たなトラブルでイオンエンジン1台がダウンした。

 21年11月、残されたイオンエンジン2台のうち1台が異常停止した。残り1台では推進力が足りず、地球への帰還は絶望的だ。

「ついに来たか。何とかして復活させないと」

 イオンエンジンの開発を担当したJAXA教授、国中均が思いついたのは、故障したエンジン2台の生き残った部分を組み合わせ、1台のエンジンとして活用する方法だった。

 この方法は、設計段階で想定済みだった。イオンエンジンを製造したNECのマネージャー、堀内康男は「限られた重量でトラブルをしのぐために可能性を模索した」と話す。

 つなぎ合わせたエンジンの起動は、ぶっつけ本番。東大で堀内の先輩だった国中は「想定通りに動いたときは、これで正月が送れると思った」と笑う。

 絶望的な状況をその都度乗り越えて、はやぶさは不死鳥のように飛び続けた。「運用継続をあきらめたことは一度もない」と、チームを率いる川口は力を込めた。

=敬称略(小野晋史)

【用語解説】イオンエンジン

 電気推進エンジンの一種。燃料のアルゴン、キセノンなどをイオン化して加速、後方に噴出して進む。化学燃料のエンジンに比べて燃費が良く、長時間の運転が可能。推進力は小さいが、宇宙空間では徐々に蓄積されて大きな速度が出せるため、惑星探査での利用が期待される。はやぶさは推進剤(燃料)としてキセノンを使用、運転継続時間の世界記録を更新した。


【50億キロの旅路 「はやぶさ」帰還へ】(下)挑戦の数々ほとんど達成

重力の50倍

 小惑星探査機「はやぶさ」は、今年3月にイオンエンジンの連続運転を終え、現在は慣性飛行で地球に向かっている。体操競技の鉄棒に例えると、バーから手を離し、空中で姿勢を微調整して着地に備えている段階だ。

 地球まで約4万キロに近づく6月13日夜、カプセルを分離し大気圏に再突入。はやぶさの本体は大気圏で燃え尽きるが、オーストラリアの砂漠にカプセルを落下させ、無事に回収できれば“着地成功”だ。

 カプセルは直径約40センチで、外見は「ふた付きの中華鍋」。米スペースシャトルの1・5倍に相当する秒速12キロで大気圏に飛び込む。

 このとき、3千度の高温にさらされ、急激な減速によって受ける力は重力の50倍に達する。製造した宇宙機器メーカー「IHIエアロスペース」の担当部長、松田聖路は「要求される性能が高く、何度も試験を繰り返した」と語る。

 高度1万メートル付近でパラシュートを開き、軟着陸させる計画だが、米国ではこの段階で失敗したケースもある。

 開発にかかわった宇宙航空研究開発機構(JAXA)の准教授、山田哲哉は「搭載機器の収納性やパラシュートの開き方なども考慮した。満身創痍(そうい)のはやぶさが狙った場所にカプセルを落とせるか、これからが本番」と話す。


試料回収

 帰還を目前にしたはやぶさは、すでに数々の成果を挙げている。新技術のイオンエンジンで、地球の重力を利用した加速(スイングバイ)に世界で初めて成功。自律航行の技術を実証し、運転継続時間も大幅に記録を更新した。

 小惑星「イトカワ」への着陸前には、2カ月以上も上空から地形や鉱物組成、元素分布などを観測。その成果をまとめた7本の論文は米科学誌「サイエンス」の特集号に掲載された。

 惑星科学の研究者は、カプセルの中身に大きな期待を寄せる。カプセル回収後に初期分析を担当するJAXA教授の藤村彰夫は「小惑星から試料が直接手に入れば、どんな微量でも、研究レベルは大きく向上する」と話す。

 カプセルは厳重に管理され、相模原市のJAXA宇宙科学研究所へ運ばれる。大きさが0・2ミリを超える物質が入っていれば、直後のX線検査で見つかるという。

 収集容器の開封は内部が真空に保たれた専用設備で実施。藤村は「50年後の科学者に『当時としては頑張った』といわれるようにしたい」と、“イトカワの石”との対面を心待ちにしている。


次代へ継承

 JAXAは、後継機「はやぶさ2(仮称)」の開発を計画している。別の小惑星から有機物を含む岩石試料を持ち帰り、生命の起源に迫るという。まとめ役のJAXA准教授、吉川真は「はやぶさで、さまざまなトラブルを乗り越えた経験が生きる」と話す。

 岩石試料回収の成否はまだわからないが、はやぶさは遠く離れた天体への往復と試料回収に必要なすべての技術に挑み、そのほとんどを達成した。長年、チームを率いてきたJAXAプロジェクトマネージャ、川口淳一郎は感慨を込めて帰還を待つ。

 「私たちとともに難関を越えてきた。もはや、はやぶさを機械だとは思えない。本当によく頑張った」=敬称略

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もう一つ
【Web】頑張れ!!はやぶさ 地球帰還へ 個人制作アニメ人気

7年ぶりの地球帰還を目指す小惑星探査機「はやぶさ」への期待が、ネットユーザーの間で高まっている。動画サイトでは、はやぶさをテーマにした個人制作のアニメや楽曲が人気。13日に予定されている搭載カプセル着陸まで、カウントダウンが始まっている。

 はやぶさは小惑星イトカワ探査のため平成15年に打ち上げられたが、数々のトラブルが発生、一時は帰還が危ぶまれていた。そのSFさながらの物語を3Dアニメ化したのが、東京都内の男性、com2007さん(ハンドルネーム)。仕事のかたわら、何カ月もかけて1人で制作した。

 作品は「イトカワをねらえ!」で、昨年10月に1作目、今年4月に2作目を動画サイト「ニコニコ動画」で公開。再生は合計20万回を超え、「俺も頑張る はやぶさも頑張れ」などのコメントが寄せられている。

 「皆がひきつけられるのは、窮地に陥っても絶対にあきらめない、あきらめなければ道が開けるという気持ちが、『はやぶさ』や運用スタッフ、応援する人々の中で一体となったからではないでしょうか」。11日に仙台市で開催される「おかえり!小惑星探査機はやぶさ」イベント会場での上映が予定されている。

また、山梨県立科学館においては、
「HAYABUSA BACK TO THE EARTH」
を7月11日まで上映中。


はやぶさは6月13日大気圏へ再突入します。

May 24, 2010

星が吸い込まれる

47newsから恒星が惑星をのみ込む ハッブル望遠鏡で発見

米航空宇宙局(NASA)は21日、地球から600光年離れた場所にある太陽系外惑星が、恒星に大気を吸い取られ、惑星そのものも、のみ込まれそうになっていることをハッブル宇宙望遠鏡による観測で突き止めたと発表した。

 惑星は、ぎょしゃ座にある「WASP―12」という恒星の周りを、地球から太陽までの距離の約50分の1に当たる半径約320万キロの軌道で公転している。

 恒星に近いため、表面は約1500度と高温。大気が膨張して恒星の重力に引っ張られ、アルミやマンガンなどの成分が恒星に流れ出しているという。

 木星と同様にガスを主成分とするこの惑星は、恒星の重力によって形もラグビーボールのようにゆがんでおり、1千万年後には完全にのみ込まれてしまうと研究グループはみている。

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ブラックホールが恒星を吸い込んでいるであろうと推測される、話は聞きますけど、恒星が惑星を飲み込む事も実際にあるんですね・・・。
すごい世界だ。

January 10, 2010

オリオン座ベテルギウスが爆発近い?

朝日新聞の
ベテルギウスに爆発の兆候 大きさ急減、表面でこぼこ

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オリオン座の1等星「ベテルギウス」で、超新星爆発へ向かうと見られる兆候が観測されている。米航空宇宙局(NASA)が6日に公開した画像には、星の表面の盛り上がりとみられる二つの大きな白い模様が写っていた。この15年で大きさが15%減ったという報告もあり、専門家は「爆発は数万年後かもしれないが、明日でもおかしくない」と話す。もし爆発すれば、満月ほどの明るさになり、昼でも見えるようになる。

 冬の大三角の一つでもあるベテルギウスは、赤色超巨星と呼ばれる巨大な星。直径は太陽の1千倍で、太陽系にあるとしたら、地球や火星はおろか木星までが覆われる大きさだ。重いため一生は短く、まだ数百万歳(太陽は46億歳)だが、すでに寿命に近い。最後は超新星爆発を起こし、ブラックホールなどになるとされる。

 地球からの距離は約600光年。地球からベテルギウスを見ると、東京から大阪に置いてあるソフトボールくらいの大きさにしか見えず、これまでは大きな望遠鏡でも点程度にしか見えなかった。だが近年は、複数の望遠鏡を組み合わせて解像度を上げることにより、その表面や周囲のガスの流れまで撮影できるようになった。

 昨年、米欧の研究者がほぼ同時に3本の論文を発表し、ベテルギウスが大量のガスを放出していることや大きさの急減が示された。ガスの放出によって星の表面が梅干しのようにでこぼこに膨らんでいるらしい。

 ただ、その後の別の観測では、大きさの変化はあまりないという報告も出ているという。3本の論文のうちの1本の著者で、独マックスプランク電波天文学研究所の大仲圭一研究員は「爆発がいつかは分からないが、死の直前を見ているのは間違いない。今まで想像するしかなかった星表面の様子も、実際に見て確かめられるようになってきた」と話す。(東山正宜)

もしかして、自分の存命中に星の死を見ることができるのかもしれませんね。
その代償に、オリオン座はおそらく形をなくすでしょうし、冬の大三角も崩れることになるなどあるかとは思いますが。

しかし、こんなに近い場所の星が爆発して影響は無いのでしょうか?ちょっと気になります。

September 30, 2009

天体写真で、盗作?

購読している天文雑誌、星ナビで盗作騒動があったそうだ。

出版元の第一報
アストロアーツ
天文雑誌「星ナビ」2009年10月号の表紙画像について

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天文雑誌「星ナビ」2008年6月号の表紙画像、および2009年10月号の表紙画像について

ということがあったとのこと。元の写真を知らないので、盗作があったことすら気がつきませんでしたが、以前から噂されていた人物だそうです。それで気がついた人たちが声を上げたんでしょうね。

天体写真はほとんど撮りませんが、満月の時にサンヨンで撮るくらいですね、写真を撮ってものとすれば、人の写真をいじって自分の写真ですと公表する神経がわけわかりません。そんな恥知らずな行為は止めてほしいなと思いました。

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朝日新聞
皆既日食写真を盗用 沖縄の男性投稿、天文雑誌の表紙に

日本の陸地で46年ぶりに観測された7月22日の皆既日食の投稿写真を、アマチュア月刊天文雑誌「星ナビ」が表紙に掲載したところ、チェコの著名な太陽研究家が南太平洋のマーシャル諸島で撮影した写真の盗用だったことがわかった。盗用が発覚したのは、日本の周辺で撮影した写真だとしたら、あるはずのない位置に恒星が写っていたからだった。

 盗用写真が掲載されたのは、9月5日に発売された星ナビ10月号。沖縄県在住の男性が投稿した。星ナビは次号で謝罪記事を掲載する。

 編集部によると、発売直後から「チェコのミロスラフ・ドルクミューラー氏の写真と酷似している」との指摘が電話やメールで複数寄せられた。

 男性は編集部に対し当初、仲間数人と鹿児島県や中国で撮影したと説明した。しかし、編集部が、写真に小さく写っていた点状の恒星と太陽との位置関係を確認したところ、日本や中国で見える位置にはなく、南太平洋でしか見られない位置にあった。

 男性は10年ほど前から天文雑誌の常連投稿者として知られている。ドルクミューラー氏の写真を無断で複製し、手書きなどで加工したと盗用を認めたという。星ナビはドルクミューラー氏にメールで経緯を説明して謝罪した。

 男性は朝日新聞の取材に「(鹿児島県の)悪石島に行ったが、天候が悪く、日食を撮れなかった。研究家の写真が一番よかったため、無断で使った」と話した。

 星ナビの川口雅也編集人は「雑誌の投稿は著者や読者との信頼で成り立っている。すべてのデータを疑って確認するのは不可能だ」としたうえで、次号から投稿規定に「元画像の提供を求める場合がある」と記すなどの防止策を取るという。(東山正宜)

検索していたら見つけた
宮城隆史氏による天体写真盗作問題まとめ

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